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メッセージ
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■代表
加藤征三氏 Seizo Kato
三重大学 特命学長補佐
-Eco-Pro-Netの役割と期待-
エコ・プロ・ネットはEco-Products, Eco-Profit, Eco-Professionalの3つを一緒に網(ネット)で一網打尽にして、愛・地球博を超える「ものづくり」世界戦略の次の一手にしよう、という大胆な仕掛けです。今や「地球にやさしい」と「もったいない」が世界の製品設計コンセプトとなり、これによって生まれたEco-Productsが新たな付加価値とマーケットを切り拓いていく訳です(Eco-Profit)。このエコ・プロ技術は新しいものでも難しいものでもなく、皆さんが日頃苦労されている省エネ・省資源・省人・省コストの省技術成果そのもので、それらを誰もが即座に活用できるよう体系化した技術と云えます。これを大応援するのはもちろんですが、社内で力強く旗振りいただく「ひとづくり」は必須条件ですので、 Eco-Professionalと称して支援します。
ネットは手を取り合う情報網の意。情報は「情けに報いる」の意。つまり、互いの情報交換からエコ・プロ技術のレベルアップが図られ、そして明るい出口が見えた、というスキームを一緒に築くことがEco-Pro-Netの役割で、成功例が続々と出てくることが大いなる期待です。
このための注文、質問、問合せ等々は大歓迎。その生の声を何なりとお聞かせください。
(2007年1月19日掲載)
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■副代表
石田秀輝氏 Hideki Ishida
東北大学環境科学研究科 教授
2006年は、漫然と考えていた地球環境問題が極めて定量的になった年ともいえます。残念ながら、地球温暖化、ピークオイルをはじめ、われわれを取り巻く状況は従来の予想よりはるかに深刻なものでした。そして今、我々がやらねばならないことは、このような問題に正面から受け止めることだと思います。それが次の世代へこの素晴らしい地球の価値を残せる唯一の解決策だからです。そのためには何をするべきでしょうか、大事なことは、今出来ることをやる、その素晴らしい最初の一歩を踏み
出すことです。小さな循環が大きな循環をそして大きな利益を生み出します。どうせ避けられないなら、「やるっきゃない!」粋のこころで楽しくぶつかってみたいと思っています。
東北大学環境科学研究科 石田研究室 http://ehtp.kankyo.tohoku.ac.jp/ishida/(2007年1月19日掲載)
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■顧問
山本良一氏 Ryoichi Yamamoto
東京大学 教授
北極海氷はかっては約700万k㎡もあり、太陽光線を反射して地球気候システムのエアコンの役割を果たして来た。30年前よりゆるやかにその面積を減少させて来たが21世紀に入ってその速度が早まり、2005年9月には観測史上最少面積532万k㎡を記録した。
今年に入って急激な減少が続き8月15日にその記録を更新し、現在も縮小し続けている。専門家はすでにtipping pointを越えたと発言しており、2030年~2040年頃には夏季は北極海氷は完全消滅するだろうと指摘している。地球温暖化は加速から人類の制御不能の暴走に移ろうとしている。人類はあらゆる手段を総動員して問題に対処せざるを得ないであろう。エコデザインはその有力な手段である。(2007年9月14日掲載)
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■顧問
辰巳菊子氏 Kikuko Tatsumi
社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 常任理事
エコプロダクツにはそれを生み出すひとの強い思いがあります。その思いは自分の製品を本当に良く知るひとこそが持つことのできる思いです。
たとえどんな小さな部品であれ、原料があり製造から使用、廃棄までのプロセスがあります。その原料がどこで生まれ、どのように自分の手元に届き、それをどんな大事に思って育て、製品という形にしたのか。その長い過程を知っているからこそ、環境に多大な負荷をかけていることを心に重く止め、その削減に努めるのだ、というそういう思いのはずです。
その思いを上手に発信し、それに共感する購入者がその思いを引き継ぐ、あるいは発信者に戻すなどすることで、さらにいいエコプロへとスパイラルアップする。そういう繰り返しが持続可能な社会を作るのだと思っています。
社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 http://www.nacs.or.jp/
(2007年2月7日掲載)
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■顧問
小澁 弘明氏 Hiroaki Koshibu
(NPO)エコデザイン推進機構 代表理事
グリーン購入ネットワーク 常任顧問
元富士ゼロックス(株)理事・環境/商品安全推進責任者
いまこそエコデザインを!
エコプロネットの皆様、お元気で日夜頑張っておいでのことと思います。
しかし、今年の暖冬はいささか異常ですね。
これも地球温暖化の影響でしょうか。
2月7日(火)に日本テレビで放映された(東京午後7時)「一秒の世界、第二弾」で、先般来日したゴア元米国副大統領のインタビューとその映画「不都合な真実」の紹介で地球環境問題の深刻さや、東大の山本良一先生からも、一刻の猶予もならない事態の重大さがあらためて強調報道されていました。
おりしも、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第一作業部会による第三次評価報告書でも、あらためて温暖化の深刻化が報告されました(気象庁要約:http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/spm.htm)。
いま早く皆で手を打たないと大変なことになります。
そして、具体的にそれに対処でき、また対処する責任があるのは、物(ぶつ)を扱っている事業者です。物を扱う事業者が、なんとか自らの製品(含むサービス)と、自らの事業活動をグリーン化しないと事態は改善しません。
山本先生が長い間代表を勤め、また、私も創立以来お手伝いしているグルーン購入ネットワーク(http://www.gpn.jp/)は、1996年に環境省(環境庁:当時)の支援で設立された、グリーンな製品を率先優先選択購買することを推進する組織です。いま全国都道府県、政令都市、市町村をはじめ、日本の代表的な企業や熱心な企業、民間団体などおよそ2900団体がメンバーとして活動しています。皆さんの中にも会員がおいでのことでしょう。
その活動の狙いは、まさに、このグリーンな製品をグリーンな企業から、選別優先購買することにより、それに取り組んでいる企業を応援し、その努力を市場を通じて支援することにあります。逆に言えば、その努力の足らない企業を結果的には市場から排除することを推進することになります。
また、(NPO)エコデザイン推進機構(http://www.ecodenet.com/)は、全世界の最先端の状況が把握できる国際環境技術シンポジュウム(エコデザイン2007国際シンポジウム)を今年の12月に東京で開催します(エコプロダクト展と併催)。第4回の開催になるこのシンポジウムは、世界でも有数の規模のもので、世界各国の学会、研究所、企業から最先端の研究状況が発表されますので、ご参考になると思います(開催案内はいずれ発信されます)。
会員の皆さん、厳しい市場競争のなかで、自分が、社会が、地球が生きながらえるために、
是非皆で知恵を絞りあって頑張りませんか。
絶大なるご奮闘を期待しております。
(2007年2月21日掲載)