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タイでのEco-Pro-Net活動始動 昨年11/29~12/01、タイのチェンマイでICGSI2006 (International Conference on Green and Sustainable Innovation 2006:詳細はhttp://eng.cmu.ac.th/icgsi)が 開催され、組織委員の一人として参加した。中国を含む東南アジアでの環境負荷解析・評価は緒についた ばかりとは云え、新聞などに排ガスデータが記載されたりして「環境保護」意識が市民レベルまで浸透し 始めていることが実感できる。 本国際会議でも工業製品のLCA解析・評価のケーススタディーが多く発表され、企業のPRブースもあり、 急速な関心の高さを肌で感じた。これは、欧州からのゲストが多いことからも、Made in Thailand製品が RoHS/REACH/EuP等にどう対応できるか、という利害に係っているものと想像できる。しかし、企業レベルの エコ・プロ技術の実態はインベントリーデータ収集に始まってエコ・デザイン/エコ・プロダクツにほど 遠いことが意見交換などから痛感するが、意識は高く意欲も強いのでギャップは難なくクリアーされよう。 日本から私達のグループが招かれ、私はEco-Pro-Netの紹介を基調講演させていただいた。これにはとても 強い関心を持たれ、まずタイで共同展開したいという強い要望を受けた。理由は、有力な日系合弁メーカでの エコ・プロ技術達成プロセスを調査把握して模範モデルとして体系化し、これを他の日系メーカへ、強いては タイのメーカへの浸透のきっかけとしたい、これが日本の親会社のメリット(現地法人自身の課題探求/解決力 醸成による本社支援負担軽減など)になる、という訳である。本Eco-Pro-Net思想をいかに産業界へ浸透させるか、 に苦悩しているタイ産官学リーダへの一助となれば嬉しい限りである。
(報告:エコプロネット代表、三重大学教授 加藤征三)